なた豆の効果
なた豆の効果
1 口臭予防・改善
なた豆茶には、口臭の原因となる歯槽膿漏や蓄膿症を改善する効果があり、
昔から膿取り豆と言われるほど、膿を排出する効果があります。
歯茎の健康状態を改善し、血行を促進して免疫力を向上させてくれます。
これは、なた豆に含まれる「カナバニン」が関係しています。
カナバニンは、アミノ酸の一種で、排膿作用により多く排出し、
歯茎の出血や腫れなどの炎症を沈めてくれます。
また、コンカナバリンAという成分も、
口腔内の善玉菌をバランスよく保ちながら維持してくれるため、
免疫力が高まり、口臭が抑えることにつながります。
2 口のネバつき
口のネバつきは、唾液が減ることで口内雑菌が増えることや、
鼻水が口の中に流れてくることで起こります。
また、寝る前に行ったは磨き残しが原因で、
寝ている間に雑菌が繁殖することでも起こるケースがあります。
ネバつきの不快感で会話がスムーズにできず、
それが元でストレスとなりさらに状態が悪化する
という場合にもなってしまいます。
このよなネバつきにも、カナバニンが有効に働き、改善に導いてくれます。
3 痰が絡む
そもそも痰が絡むのは、
呼吸の際に体内に取り込まれたホコリや細菌などの異物を、
体外に排出するために起こるのが、痰が絡む状態です。
つまり、痰が絡むということは、
本来体外に排出するべきものが、
体内に残ってしまっている状態ということになります。
これが長期間続くと身体に悪影響を及ぼす可能性がありますし、
たんが絡めば会話も円滑に行えず、痰払いも増えるなど、
本人はもとより、周りの人にも不愉快な影響を与えることとなるので、
改善が必要となります。
このような痰の絡みには、
なた豆に含まれるサポニンという成分が有効に働きます。
膿取り豆の他に、痰切豆という異名も持っているなた豆は、
このサポニンの作用によって痰の粘りを撮り、喉の通りをスムーズにしてくれます。
また痰は蓄膿の影響で発生することがあり、この痰に対しては、
カナバニンが働き、膿を取り除いえくれるため、
原因から改善が可能となります。
3 花粉症
花粉症は、主には杉の花粉が原因になって引き起こされるアレルギー症状の一種です。
杉は冬が終わる頃から春にかけて活発に花粉を飛ばすため、
これに反応した花粉症の患者に鼻ずまりや鼻水などの症状があらわれます。
また杉以外にもヨモギや檜、稲、ブタクサなど
日本にだけでも50種類の植物による花粉が、
花粉症の原因となっていることが分かっていて、
アレルギーを持つ人の悩みのためとなっています。
そんな花粉症ですが、なた豆茶を飲み続けると、
症状が改善されたというケースが多く存在します。
その原因として、コンカナバリンAの働きと抗炎症作用が挙げられます。
花粉症は免疫システムに誤作動が発生することによって引き起こされますが、
コンカナバリンAには、免疫力をた高める効果があるために、
免疫システムが正常に働くようになり、結果として花粉症が改善されます。
また、抗炎症作用により、花の粘膜の炎症が緩和され、
鼻水や鼻ずまりを改善されるのです。
4 蓄膿
蓄膿症の主な原因は、風やカビ、花粉などです。
それらによってまず花の入口の鼻腔に炎症が起こります。
ここが治れば問題はないのですが、
なかなか治らずに、症状が長引いてしまうと、
その奥の鼻鼻腔に炎症が起こります。
医学的には、この膿を持った状態が3ヶ月続くことを、
蓄膿症と呼びます。
蓄膿症は老若男女を問わず発生し、急性と慢性がありますが、
一度症状を引き起こすと、風邪の症状が長引くだけで発症してしまう
といった発症しやすい状況になってしまいます。
蓄膿症は、口臭、ネバつき、痰など、
口腔内のトラブルの原因として代表的なものです。
また、鼻が詰まるために、呼吸を口で行うようになるために、
結果として、ドライマウスになってしまい、
口腔内の健康状態が悪化することもあるので、早急に改善や予防が望まれます。
膿の原因となるトラブルには、カナバニンの働きが効果的です。
なた豆茶を飲み続けることで、蓄膿症や歯槽膿漏を排出してくれます。
5 鼻のムズムズ
鼻のムズムズの原因は、多くの場合は、鼻の粘膜の炎症が原因です。
ムズムズが気になることから、いつも鼻を弄り、
さらに炎症が悪化するという悪循環に陥ってしまうこともあるので、
注意が必要です。
最悪蓄膿症になってしまうことがあります。
なた豆茶はこのような症状にも効果を発揮します。
なた豆に含まれるカナバニンがそうです。
このアミノ酸の抗炎症作用によって、粘膜の炎症が改善されます。
また、抗炎症作用以外にも、血行促進効果があり、
これによって血液の巡りが良くなって、鼻の通りも良くなります。