なた豆とミネラル成分
なた豆とミネラル成分
最近、「ミネラル」という言葉を耳にしますが、
人の体は、ほとんどが水素や炭素などの有機物で構成されています。
しかし、生きていくためには、有機物以外の無機物が必要です。
この無機物こそ、ミネラル成分です。
カルシウムや、カリウム、ナトリウム、マグネシウムのことです。
体内では作れないので、外から摂取する必要があります。
例えば、カルシウムですが、骨や歯を作ることでも有名なミネラル成分で、
新陳代謝を司っています。
細胞の若返りを助けることで、常に若々しく健康な体を作ってくれます。
このように、ミネラル成分は、
免疫力のアップや老化の抑制、生活習慣病の予防など、
私たちの健康維持には欠かせないものなのです。
また、ミネラル成分は腸で吸収されます。
中国の書物にあったように、なた豆は腸の働きを助ける植物です。
ここ数年の「キレる子供たち」の増加の原因の一つとして、
食生活の悪化が指摘されています。
バランスの悪い食事⇒腸が弱る⇒ミネラル成分を摂取できない⇒腸が弱る・・・
これでは悪循環に陥ります。
健康な腸だからこそ、しっかりとミネラル成分を吸収します。
バランスの良い食事⇒腸が強くなる⇒ミネラル成分を吸収⇒腸が強くなる・・・
これこそが、理想的な食生活です。
人間の体には不可欠なミネラル成分ですが、ただ多く摂ればいいというものではありません。
その配合バランスが大事なのです。
人体のミネラル成分は、海水と似通った比率で組成されて、
摂取するミネラル成分も「海」に近いバランスであることが理想です。
なたまめには、必須ミネラル成分がたいへんバランスよく配合されています。
なた豆の種子には、ミネラル成分を含め、様々な栄養素がギュッと閉じ込められています。
この種子を煎じてお茶にすると、
高齢者だけでなくお子様でも抵抗なく飲むことができます。
ミネラル豊富ななた豆は、
日頃からの健康維持にも最適なのは明らかです。