なた豆茶の活用法
なた豆茶の活用法
１ なた豆を料理へ利用
なた豆は食べても美味しい豆科の植物です。
歯磨きやお茶に加工されていることが多いので、
なんとなく食用には適さない印象がありますが、
実際にはそんなことはないのです。
なた豆を使った料理としては、福神漬が有名です。
着色料が苦手な人には、福神漬の自作がお勧めです。
また、天婦羅にしたり、煮物にしたり、炒め物にしたり、
なた豆はかなりなんにでも使えます。
パンに入れたりすることもできますし、
炊き込みご飯にもリゾットにも入れると美味しいでうす。
なた豆の使い方は、いわゆる豆としての料理に使えるわけです。
ただし、なた豆は生の状態だとかなり手に入れにくい上に、
灰汁に毒性があり、これを出さないと美味しくは食べられないので注意が必要です。
また、健康を目的としてなた豆を料理に使うことはやめたほうがいいでしょう。
なぜなら、料理からではせっかくの
なた豆の有効成分も少しだけで、摂取出来ないためです。
毎日食べることは難しいことで、
やはり健康が目的の人には、なた豆茶のようなものの方が適しています。
料理に使用する場合には、健康は副次的な目的にしましょう。
２ なた豆茶の飲用は少しずず
なた豆茶は、麦茶のように煮出したり、長時間水から抽出して飲むタイプのお茶です。
煎茶のような手軽さを期待していると、その煩わしさを口にすることすらあります。
ひとり暮らしなど、お茶を煮だして飲む習慣がないという人や、
忙しい人だと、せっかく買っても無駄になってしまいます。
仕事が終わり帰宅してから煮出したり、水出し容器に入れて一晩浸したり、
色々と工夫をしないといけないので、これを頭に入れておきましょう。
また、なた豆茶の味が体に合うかということも気にしなくてはいけないとことです。
なた豆は、焙煎をしているので、すっきりとした薄味な麦茶というか、
コーヒー風味というか、独特な味があります。
多くの人は飲みやすいと感じてはいます。
しかし、なかには飲みにくいと感じる人もいるようですので、
そうなると大量に買ったりはせず、まずは少しずつ買ってみてはどうでしょう。
３ なた豆茶を毎日飲む習慣と付ける
なた豆茶には、現代人には欠かせない栄養成分が多く含まれていて、
健康食品としては評判になりつつあるものです。
テレビなどで大きく取り上げられるわけでもありませんが、
口コミで少しずつ評判が上がってきているのも信用できる
ポイントではないでしょうか。
健康維持に毎日少しずつ使用するような生活がベストです。
なた豆関連の食品では、ナタマメ茶が最も入手しやすく、
その成分も体に取り込みやすいのも一番ではないでしょうか。
ちょっと気になったので、飲んでみたら飲みやすい、と思っても、
それだけではタダのお茶に筋ません。
毎日飲まなければ意味がありません。
なた豆茶を飲むのなら、毎日少しずつでも飲むことです。
しかし、この毎日欠かさず飲むということがなかなか大変です。
なた豆茶には、ペットボトルの商品がありません。
自分でわざわざ煮出して作る必要があります。
何日分のなた豆茶を作り置きしておきましょう。
もちろん、まとめてなた豆茶を大量に飲むのも無駄になります。
飲みすぎには、注意しましょう。
４ なた豆茶をうがいに活用する
排膿作用があり、血行改善作用もあるなた豆茶は、
単に服用するだけではなく、うがいにも使えます。
うがいに使用するのであれば、なた豆抽出のうがい薬もあります。
市販のなた豆茶でも構いませんが、なた豆茶を使用するときには、
普通に飲めないくらいに濃く煮だして使用することがポイントです。
もちろん、熱くてはうがいには使用できないので、程よく覚ましてから使用すること。
ある程度まとめて作りおきをして、冷蔵庫に保存しておくと手軽でいいのではないでしょうか。
うがいをする際には、歯周病が気になるポイントを中心として、
少ししつこいくらいにクチュクチュを繰り返します。
ついでには、喉の奥の方でガラガラとうがいをすることで、
喉への健康も保てます。
その時には、飲用のなた豆茶も作るようにすることで、
さらなる効果が期待できます。
気を付けたいことは、なた豆茶は薬ではないことです。
うがいをしたり、飲用したりしても、効果が出るのが、
１ヶ月以上はかかることもあります。
根気良く続けることで効果が出るので、頑張って続けましょう。
また、安価ななた豆茶では、薄くしか煮出せず、
効果がなかなか出なかったり、時間がかかることも多いようです。
５ なた豆茶で鼻洗浄
排膿作用があり、アレルギー性の鼻炎に効果があるとされるなた豆茶です。
そのなた豆茶の効果を引き出すには、飲み続けることが重要
またうがいをすることが効果が出るということは前に紹介をしました。
鼻の症状を緩和するには、なた豆茶を使用することであれば、
さらになた豆茶を用いた鼻洗浄をすることをオススメします。
市販の鼻洗浄キットに付属している器具を使うと簡単ですが、
無いときには、スポイトのようなものでも構わないでしょう。
かなり温くしたなた豆茶に少量の塩を溶かすと、
粘膜にしみず、気持ちよく使うことができます。
塩分濃度は3％くらいがベストとされています。
あまり細かく気にしなくても、問題はありません。
鼻で塩分を感じるくらいだと少し濃すぎですが、
自分で適当に調整をしても問題はないでしょう。
おすすめの鼻洗浄は、多少暖かめのなた豆茶と、
冷たいなた豆茶で交互に鼻洗浄をすることです。
鼻の粘膜の血行がさらに改善されるので、かなり症状の緩和が進みます。
温めることは電子レンジで簡単にできますが、
鼻の粘膜は高温に弱いので、やけどするほど温めにように、
温度の調節には注意をしましょう。
６ なた豆茶を作り置きしておく
お茶での健康法は、続けにくいのが難点です。
様々な症状に効果があるとされる「なた豆茶」も同じです。
面倒なことは苦手なもの、ここで是非やっていただきたいことが、
なた豆茶の作り置きです。
煮出すタイプのなた豆茶なら、数リットル作ることができますので、
２リットルとか、３リットルを作っておき、冷蔵庫に入れておけばいいのです。
なた豆茶には、様々な種類がありますが、
焙煎された飲み心地は麦茶に近くて飲みやすものもあり、
冷蔵庫に入れておけば、本当に麦茶感覚で飲み続けることができます。
なた豆茶は、ノンカフェインですし、飲みすぎても体を壊す危険性も低く、
この方法で喉が渇いた時に、または食事の時にとかこまめに飲むことができます。
なお、なた豆茶の効果をさらに引き出すのであれば、
冷蔵庫で冷やしたものを飲むだけではなく、
温めて飲むとさらに良いとされています。
温めて飲む時には、カップに注ぎ、
１杯ずつ電子レンジで温めれば簡単です。
この一手間で、更なるナタマメ茶の効果の結構改善作用が高まります。
朝などの便通も良くなり、それによるデトックス効果も期待できます。
日常生活に、なた豆茶を取り入れることを、是非とも実践し
て欲しいのが、このなた豆茶の作り置きです。
７ なた豆石鹸
食べることによって体の毒素を排出する「なた豆」です。
吹き出物などにも効果があるとされていますが、
食べるだけよりも、体外から塗布するような付き方ができれば、
さらなる効果が出ます。
もちろんのこと、豆類の仲間のなた豆を塗布のは困難です。
なた豆茶を作って、それで洗顔をするといった方法はありますが、
結構手間が掛かってしまう、全身に使うとなると非現実的です。
そこでオススメなのが、なた豆石鹸です。
このなた豆石鹸を販売しているのが、薩摩赤なた豆茶で知られる、薩摩赤なた豆本舗です。
透明に仕上がっているこの石鹸は、よく泡立てて使用することが求められています。
肌荒れや吹き出物の対策にとても効果的だとされています。
全身の洗浄に適していて、頭皮も洗うことができます。
気になる体臭、加齢臭にもよく効き、臭を落とすだけでなく、
発生を抑える効果もあります。
なた豆茶で美しくなりたいという人は、
なた豆茶となた豆石鹸をセットとして使用することがオススメです。
ただし、天然素材なので、その分肌に合わない人もいるようです。
使ってみて赤くなったり、かゆくなったりした場合には、
使用をやめるようにしてください。
