なた豆茶と歯性上顎洞炎
なた豆茶と歯性上顎洞炎
歯性上顎洞炎は、口の中の病原菌がそもそも原因で引き起こされる病気です。
蓄膿症と同じ症状をもたらすのですが、
インフルエンザなどの病原菌が原因となって発症するものよりも、
その症状がひつこく付きま問うのが特徴と言えます。
おびただしく生み出されてくる膿の匂いは強烈です。
これが悩みの原因の一つになっています。
歯性上顎洞炎になると、膿が多く出るのは、
増殖して病原菌が、歯根を侵入して上顎洞にまで達し、
そこで暴れまわるからです。
病原菌を退治するには、白血球を総動員されますが、
死滅した病原菌と、それと戦って倒れた白血球が、
次々と膿に変化して出てきます。
また、歯根と上顎洞との間はわずか数センチで、
幹部から発生した膿は、あっという間に、上顎洞に貯まり、
それが原因で上顎洞の粘膜が厚く大きくなります。
さらに、鼻の通りが悪くなり、呼吸困難や鈍重感の感覚になってしまいます。
歯性上顎洞炎の治療は、原因となっている歯の根管治療を行うか、
あるいは抜歯した幹部を生理的食塩水で洗浄することです。
さらに全身的に、消炎酵素を投与し症状の進行と閣下を防ぐことが重要になります。
普通の場合には、この段階で、完治するのですが、
人によっては抜歯したあとに、
幹部に病原菌が住み着いてしまい、
症状をさらに悪化してしまうケースが出てくることもあります。
このような場合には、手術で肥大した上顎洞の粘膜を適出して、
鼻腔に多くな穴を開ける必要になります。
この手術はかなりの苦痛と負担が強いられるものになりますので、
日頃のケアを大切にしましょう。