なた豆と歯周病
なた豆と歯周病
全世界に見ても、間違いなく日本は長寿国。
最近の調査では、男性は3位、女性は1位。
元気で長生き・・・それ自体は喜ばしいことですが、
反面、数々の問題も増えていることは、見過ごすことができません。
その一つには、歯槽膿漏の増加が挙げられます。
統計によると、20から30代では、約60%、
40から50代では、約80%が、この病気にかかっていると言われています。
しかも、その増加率は、10年で10%と上がる一方です。
歯周病の恐ろしさは、本人には自覚がないままに症状が進行していくところになります。
その意味では、糖尿病や高血圧や、高脂血症などの生活習慣病と似ています。
病状を自覚し始めた時には、手遅れの時が多いのです。
歯周病の初期の頃には、はとんどと言って自覚症状はありません。
しかし、治療を受けずに放置しておくと、歯茎が炎症を起こし、
膿がたまって悪臭を放ちます。
さらにその症状が進行していくと、病原菌が出す毒素のせいで、
歯を支えている歯周骨がボロボロになり、抜歯以外の方法がなくなってしまいます。
歯周病は、ジンジバリス菌、プレボテーラ菌などの細菌が引き起こす感染症の一つです。
この病原菌は、破傷風菌や食中毒の原因ボツリヌス菌と同じ仲間の最近で、
空気を嫌うことから、「嫌気性菌」と呼ばれています。
歯周病菌の厄介なことは、歯と歯肉との間に歯周ポケットを作り、
そこを棲み家として、いついてしまうことにあります。
一旦この病気にかかると、その治療は長期化の道をたどることとなります。
歯周病の専門医に治療を受けていても、
本人の体調によっては症状が悪化することも多く、
特にストレスの多い生活をしていると、
免疫力が低下して症状の進行に拍車をかけることとなりかねません。
蘇州病にかかると、口臭に伴う不快感が絶えず付きまとい、
本人だけでなく、周囲の方に迷惑がかかことも多くあります。
このことが原因で、引きこもり気味になったり、
自身を失って消極的な性格に変わってしまったり、
そのデメリットは測り知れません。
歯周病は歯の病気だけでなく、
心の病気にまでなってしまう可能性があるのです。
また、最近の研究の報告によると、
歯周病菌が心臓動脈の血管に入り込んで、炎症を起こし、
心筋梗塞の原因になったりリスクをもたらしたり、
妊婦の早産のリスクをもたらしたりすることなど、
様々な影響を与えることが分かってきました。
「たかが歯周病」とのんびり構えていられないのです。
なた豆茶は歯周病予防や口臭予防にも効果があり、
歯茎の腫れや膿などを抑えることができるため歯周病を予防したり、
口臭の原因を排除することができるため口臭の予防につなげることができます。